私がなぜこの質問を生徒たちに定期的に投げかけているかというと、「夢」のもつ力は偉大であるからです。
皆様も少なからず、ご経験がおありだと思います。
「〇〇が大好きだから徹底的に調べて凄く詳しくなった。」
「〇〇をやってみたいからトレーニングを3年続けた。」
かくいう酒井もどうしても進学したい高校へ行くため、昼夜問わず一心不乱に勉学に励み、執念のみで第一志望校合格をもぎ取った経験があります。
(最初からきちんと勉強しとけよ、という話ですが。。笑)
皆、自分の好きなことや望むことのためならば、頑張れるのです。一生懸命になれるのです。
勉学というものはそれ自体大切なものですが、それ以上に重要なのは「努力の仕方を学ぶ場」というところにあるのではないかと思います。
「将来こういうことをやりたいからこの職業に就きたいな。この職業に就くためにはこの大学に行こう。この大学はあそこの高校からの進学率が高いから、自分もあと〇〇点成績を上げるためにこういう風に工夫して勉強しよう。」
やりたいことから逆算して自分の人生設計を立てたり、自分で考えて現状を打破しようとしたり。
たとえ学力があまり関係ないように思われる職業でも、勉強で工夫をした経験や努力をした経験は間違いなく将来に生きる能力です。
Winでは、子どもが世界の様々なことに興味をもつことができるように、しばしば生徒たちと色んな話をします。
海外で経験した面白い話、危なかった話。
素晴らしい自然と触れ合った経験。
動物の雄大さや、植物の繊細さ。
学年が上がれば、スポーツや哲学、文学や芸術、社会の仕組みなども話題に上がります。
講師がみな多趣味で、常に「興味深いこと」にアンテナを張っているため、自分の持っている知識を生徒に伝え、彼らの目を世界へ向けることができるのです。