星見台・多治見市東山から車で10分♪
進学塾Winです!(・ω・)/
慣れって大事ですよね。
実は酒井、子どもが苦手でした。
何が苦手って、
物事を論理的に物事を考えられないところや、
すぐ泣いちゃうところ(かと思えばもう笑っとるんかい!とか、、笑)、
なぜか常に効率悪く物事を進めるところや、
正論が通じないところが苦手でした。
そういうわけで、
私は大学を卒業するまで幼い子どもや学生と関わることはほとんど0に等しかったわけですが…。
何の因果か、今こうして塾講師をしています。
しかも、結構楽しく(*´▽`*)笑
それは、やはり「子どもと触れ合うこと」に慣れてきたからだと思います。
子どもはまだ発展途上であり、色々と試行錯誤をしながら日々成長しています。
そんな生徒たちに「論理的じゃない」「非効率的だ」「感情的すぎる」「甘えるな」とか言ったって…
今は、「等身大の生徒個人を見つつ、より良く生活・学習するにはどうしたら良いかを一緒に考える」というスタンスになってきたので、
そういう意味でも「慣れって大事だな」と思うわけです^^
そんな「慣れ」の大事さを実感しまくってる酒井ですが、これは勉強においても大事なことで、
特に「計算」において「慣れ」は必須のステップです。
ということで、今日のテーマ!
へ行ってみましょう!(^^)/
100マス計算とは、文字通り、計算をして100マスを埋めていくものです。
こういう感じですね!やったことのある親御さんも多いのでは?
(出典:ちびむすドリル)
ワークなどによくある一問ずつ答えていくものではなく、タイムアタックでマスを埋めていくので、
が、この100マス計算の最大の特徴です。
100マス計算をするにあたってよく上げられるデメリットは、
・字が汚くなってしまう
・計算力は育っても思考力(考える力)は育たない
といったものです。
《字が汚くなってしまう》
確かに、読めないくらい字が汚くなってしまうのは問題ですが、
100マス計算は計算スピードを上げるためのトレーニングです。
塾で行うときも、読めない数字にはバツをつけますが、
多少歪んでいるくらいであれば(読めれば)すべて丸にしています^^
《思考力が育たない》
100マス計算は、思考力ではなく「計算力」を鍛えるトレーニングです。
例えば筋トレをするとき、
腹筋をしてるにも関わらず「太ももの筋肉が全然つかない!」と言って怒る人がいますか?
そりゃそーでしょ、、、だってお腹鍛えてんだから!(`・ω・´)
ってなりますよね??笑
もちろん複合的な問題はいくらでもありますが、
それらを鍛えるときは、計算力は計算力、思考力は思考力で、
分けてトレーニングをした方が、自分の苦手にピンポイントに対応できるのです。
上でも述べた通り、100マス計算は「計算力」を鍛えるトレーニングです。
『たかがたし算・ひき算・かけ算の計算なんて…わざわざトレーニングしなくたって、誰でもある程度できるもんでしょ?』
でも、そうではないと気付かされたのは、中学生の授業をしているときでした。
正の数・負の数の計算をするとき、やたらと計算の遅い生徒がいたんです。
ちらっと見てみると、
繰り上がりのたし算で10秒ほど静止し…
繰り下がりのひき算では必ずひっ算を使い…
かけ算が正確に入ってないからわり算もなかなかできず…
てなことを1問ごとに行っていたので、
計算スピードが周りと比較にならないくらい遅かったのです。
もちろんテストなんかでもその調子ですから、大問1にとにかく時間を取られ、そもそも最後まで進めない状態。。。
これではまずい!と思い、個人的に呼び出し、事情を説明して毎日少しずつ100マス計算をやってもらうことにしました。
最初は「そんなの小学校低学年の子がやるやつなのに…何で私が…」と不服そうだった生徒も、
目に見えて計算スピードが上がるにつれて、
授業でもやる気を増していきました(^^)/
100マス計算は確かに小学校低学年で取り組むものですが、だからといって高学年や中学生がやっちゃいけないということはないのです。
理解力がついている分、100マス計算に慣れるスピードも早いので、低学年よりも高い成長率を見せてくれます。
上記の通り、100マス計算はタイムアタック式です。
単純に、計算に慣れていくということもありますし、
どう計算すれば楽に計算できるのか、どう計算すれば速く計算できるのかを、
子どもたちは一回一回の計算で学んでいきます。
大事なのは、前回より1秒でも速くなったら、まずママやパパが大喜びすること!
「すごい!毎日○○ちゃんが頑張ってるからタイムが上がったね!」
「コツコツ頑張らないとこの結果は出ないよ!○○くんはよく頑張れてるね!」
などの声かけをすると、「頑張ることは嬉しいことに繋がるんだ!」と理解してくれるようになります。
逆に、その日の集中力や計算の組み合わせによっては、タイムが落ちてしまうこともあります。
そんなときに大切なのは、子どもが最初にやった100マス計算のタイムを控えておくことです。
「今回は前回よりちょこっと遅かったけど、考えてみてよ、○○ちゃん、これ初めてやったときは△分もかかったんだよ!確実に速くなってきてるよ!毎日頑張ってるもんね~♪」
と、初めてやったときと比べてどれくらい速くなっているかを数字で見せてあげてください。
きっと、子どもの方が目を丸くするはずです(´゚д゚`)
タイムが伸び悩むときは、どうしても後ろ向きになりがちなので、
「自分の頑張りは決して無駄じゃない」ということを、数字(タイム)で実際に見せてあげるのが良いと思います。
タイムアタックは、どんな結果になっても声かけ一つで「燃えるもの」になるんです( *´艸`)笑
低学年のうちは、継続しやすい声かけをしてあげて!
100マス計算はお手軽です。
ドリルなんかも安価で手に入りますし、無料の計算プリントなんかもあります。
2桁は一気に難易度が上がります!燃えるぜ!
(出典:計算問題.com)
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ちびむすドリル
また、100マス計算で嬉しいのはなんといっても短時間でできること!
計算が苦手な子でも15分以内に終わるかなという感じですし、
トレーニングを続けているうちに3~5 分以内に終わるようになる子がほとんどです。
朝勉強として100マス計算1回分の時間を取ったり、
勉強を始める前のルーティーンとして100マス計算を取り入れたりすると良いと思います!
ちょっとの時間で効果&達成感は抜群ですよ♪(^^)/
100マス計算にはメリットが多く、
どの学年であっても
計算が遅い・苦手な子にとっては効果抜群のトレーニング法だということが分かっていただけたでしょうか?
「特に計算が遅いというわけではないけれど…」
と思っている親御さんでも、試しにやってみるといいかもしれません。
計算力は、基本問題にも応用問題にも必須な力であり、速く正確にできることはそれだけで有利なことです。
コツコツと、少しずつ頑張っていきましょう(^^)
【自学と努力の習慣づけ◎進学塾Win】
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